「9階屋上から落ちても生きていた、ヤセだけど強運の男。こう見えても元ギターリストの木戸一敏」なんだこれは?!
「脱下請け必勝システム構築士」といったい何の関係があるの?!
・・・とお思いになられた方へ
18年前の話しです。
その頃は、ロックバンド活動に明け暮れていました。仕事は、窓ガラス拭きのアルバイト。アマチュアミュージシャンにありがちのアルバイトです。
なぜ、アマチュアミュージシャンは皆この仕事を選択するかといいますと、勤務時間が短いということと、休日が自由に選択できることです。気軽に簡単にできるうえに、音楽活動を最優先してスケジュールを組むことができる仕事でした。
その日の現場は、東京千代田区にある○○庁、旧館9階建てのビルでした。高さ2階以上の、窓ガラスの外側を拭く方法は2つあります。ひとつは、ゴンドラに乗って作業をする方法です。もうひとつに、専用のロープを屋上に設置してある金具に括り付け、公園にあるブランコの椅子と同じようなものをそのロープに取り付け、ロープにぶら下がりながら作業をするブランコという方法があります。
そのビルは、ゴンドラの設置がなかったので、ブランコ方法で作業を行います。ロープはメインのものと補助(命綱)のロープ、2本を使うのが基本です。
私がアルバイトをしていた会社は、その日の仕事量のノルマが達成されれば、何時であってもあがって(帰って)もいいという方針でした。どんなに早くあがっても日給が減ることはなかったのが、その会社の魅力でした。
その日の夕方は、バンド仲間と打ち合わせがあり、その準備があるため何が何でも3時にはあがろうと決めていました。少し無理のあったこの考えが、事故を招く原因となったのです。
メインのロープと補助ロープは別々に金具に括り付けなくてはなりません。しかし私は、無謀にもその作業時間を短縮するために、メインのロープと補助ロープを一緒に括り付けて、窓ガラス拭きの作業を行っていました。
「あと数回、ロープを降りれば今日の仕事は完了だ」先が見えはじめてきた時、事故は起こるべくして起きました。
急ぎながらの作業だったため、ロープの縛りからが緩くなっていたのです。縛った後、一度ロープを引っ張るなどといった確認もしませんでした。
私がブランコの台に腰掛けたと同時に、金具に括り付けていたロープが外れました。
9階屋上、高さは約27〜30メートル。ここから私は落ちてしまったのです。
私が落ちていく様子をそのビルの中にいた何人もの人が目撃したようです。9階の高さです。「もう、だめだ」だれもがそう思ったことは、言うまでもありません。
しかし、奇跡が起きたのです。
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私が落ちた下には、偶然、ワンボックスカーが止まっていたのです。ワンボックスカーの天井に背中から落ち、それがクッション代わりになり一命を取り留めることなりました。
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しかも、症状は左肩甲骨の骨折のみ。さらに入院期間は、たった5日間だけ。
私は落ちた瞬間に気を失ったようで、そのときの記憶は何もありません。気がついたのは、救急車の中。前の晩、酒を飲みすぎて、なかなか起きられない朝の目覚め時と同じような感覚で目が覚めました。
その時は、なぜ救急車の中にいるのか分かりませんでした。 |
私の仕事に対する緊張感のなさが、このような大事故となり、アルバイト先の社長やそのビルの方々、ワンボックスカーの持ち主の方には大変な迷惑をかけてしまいました。また、親や仕事仲間、友人にも心配をかけることになってしまい、今思い出しても申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この事故で生きていたことをだれもが「本当に奇跡だよ」「生かされたんだよ」「運が強いんだよ」と言います。私もそう思います。
これを機に私は、「生かされているんだ」ということを真剣に考えるようになりました。
私と名刺交換をしたことのある方であればご存知と思いますが、名刺には「9階屋上から落ちても生きていた強運の男、こう見えても元ギターリストの木戸一敏」と書いてあります。
このことをあえて名刺に記したのには、意味があります。
ひとつは、初めて会う人に印象をもたせるためです。ビジネスを成功させる上で、相手に印象づけることは大切な要素です。
名刺交換をすると「えー!9階から落ちたんですか?!!」だれもが驚きます。相手に与えるインパクトは強烈で、だれもが印象に残っているようです。
もうひとつは、この「生かされた」貴重な体験を自分自信の脳裏に焼き付けるためです。
「一度失った命、そう思えば何でもできる」
常にこの言葉を忘れずに、向かい合っていく。そのために、名刺やサイト、いたるところにこのメッセージを書き入れ、繰り返し何度も目にすることによって、自分自身を奮い起こすのです。
さらに、第三者からの言葉で、アファメーション(自己説得)するためです。
名刺を見て「どうして9階から!?」と驚いた後、そのいきさつを聞かれます。それを話すと「一度失った命だと思えば、強いよね」「運が強いんだね」とだれもが言います。
こんな奇跡的な体験をしているはずなのに、時が過ぎれば今現在生きていることや健康でいることが当たり前にのようになり、その体験も何もなかったかのように、何時しか忘れてしまうのです。
そうならないために、自らも第三者の方からも何度も繰り返し「生かされいるんだ」「運が強いんだ」と言われることで、私の潜在意識の中にそのメッセージをすり込んでいくのです。
人間だれしも生きていると、色々な局面に遭遇します。ある時は自信をなくしたり、物事がうまく行かなくて悩んだり、落ち込んだり怒ったりと…辛い思いをすることがあります。
死ぬまでの間、いやでも時として、こういった思いと向かい合っていかなければならいのです。成功というものも、人生の中のたったひとつの通過点に過ぎません。これらの思いを避けて通ることはできないのです。
こんな辛い思いに遭遇した時どうするか?
こんな辛い思いから、早く抜け出すにはどうすればよいか?
こんな時、私はこの言葉を思い出すのです。
「一度失った命、そう思えば何でもできる」
実践します。
この言葉の通り。 |
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